美味しい抽出の方法

挽き立てが一番美味しくいただけますので、可能ならばミルなどで挽き立ての豆をお使いいただくことをおすすめしています。
新鮮な浄水器の水や軟水をお勧めします。器具やカップは温めておく方が美味しくいただけます。

コーヒーメーカーの場合

各種コーヒーマシンの説明に従ってください。
最近のコーヒーメーカーはいろいろな工夫がなされたものが多く、1杯に使う豆の量もメーカーや機種によって違います。
説明書をよく読んでそれに従った淹れ方をすることが美味しく飲むコツです。

ペーパードリップの場合

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1 岡田コーヒーストアではたっぷり18gの豆を少し粗めに挽いたものを使って、150㏄のコーヒーを抽出します。 各種ドリッパーの種類によって抽出の仕方は若干変わりますが、最初に粉全体を少しのお湯で湿らせて20秒ほどコーヒーの粉を蒸らしてから注湯を始めてください。

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お湯の温度は沸騰後に火を止めて30秒くらい時間をおいたお湯(87℃~90℃)が適温です。 沸かすお湯の量は温度の下がりすぎ防止のため少し多めにしましょう。
残ったお湯はカップを温めるのに使えます。

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表面で白く膨れ上がってくるのは豆のアクです。最後にアクが下に吸い込まれてしまう前にドリッパーを外してください。 アクはエグミ、雑味の素になります。

コーヒー豆の保存

コーヒー豆は焙煎後から酸化による劣化が始まり、空気、湿気、熱、光にさらされるとさらに劣化が早まります。
商品を受け取られたら出来るだけ早く涼しいところ、できれば冷蔵庫か冷凍庫に保管してください。
飲み切るのに2週間以上かかるようであれば、小分けしてジプロック等の密封できる袋に入れて冷凍することををお勧めします。

ご注意ください!

コーヒー豆は周りの匂いを脱臭剤のように吸収する習性があります。袋を開封したら缶に移すか密閉できる袋に入れることをお薦めします。
そのまま冷蔵庫で保管されると、冷蔵庫内の臭いがコーヒーに移ることがあります。
コーヒー豆は脱臭剤と同じ特性があって周りの臭いを強力に吸うためです。

保存期間の目安

香りや味を良い状態で楽しんでいただくための保存期間の目安

「冷蔵」保存の場合 豆の状態…2週間 挽いた状態…1週間

「冷凍」保存の場合 豆の状態…1ヶ月 挽いた状態…2週間

おいしいコーヒーを入れる器具

コーヒーの抽出器具は種類も多く年々進化を遂げ、新しい器具や改良された器具が発売されています。
岡田コーヒーストアはHARIOの円錐形ドリッパーによるハンドドリップを採用しております。

ペーパードリップ

いくつかのメーカーから器具が販売されています。 『メリタ1つ穴』、『カリタ3つ穴』、『ハリオ円錐ドリッパー』などがおなじみですが、それぞれコクや香りの違ったコーヒーが抽出されて興味深いですので、ぜひそれぞれお試しになってご自分の好みに合ったドリッパーをお選びください。

カフェプレス(フレンチプレス)

フランスのカフェでよく使われているため「フレンチプレス」呼ばれます。 エアロプレスと同じ仕組みですが、エアロプレスがペーパーフィルターを使いますが、カフェプレスは金属メッシュのフィルターをコーヒーが通ります。金属の荒いメッシュのため、豆の微粉や豆から出たオイルが混ざり、濁って油の浮いたコーヒーになります。 そのため、この器具用には新鮮な豆をお選びください。 味は濃厚で、コーヒー本来の旨みを余すことなく味わえます。 しっかりとした焙煎のコーヒーやコクのあるコーヒーに適しています。

エアロプレス

2005年にアメリカで開発された注射器のようなドリッパーで、 とてもクリアな味わいのコーヒーが抽出されます。香りの高いコーヒーや、酸味を楽しむコーヒーに向いています。